

今回は、キーワードの一括登録などに便利な「エクスポート/インポート機能」を紹介する。これは、広告グループの作成、キーワード・広告文の追加、代替テキストの設定などをひと手間で行える便利機能だ。
編集の流れを簡単に説明するので、ぜひ活用してくれ!

管理画面のトップページにある「エクスポート」をクリックすると、キャンペーンデータをダウンロードし、ファイルとして保存することができるの。ファイルは(.tsv)という形式で保存されるので、Microsoft® Excel®などで開いて編集を行うのよ。
作業に取り掛かる前に編集前のデータをコピーしておくことをおすすめするわ。


それでは、保存したデータをMicrosoft® Excel®で開いてみよう。
各列の1行目に記入されている「キャンペーン名」「広告グループ名」「キーワード」などは、それぞれ列の役割を表している。
ファイルには編集できる部分とできない部分があり、例えば「登録済みのキーワードを変更する」といったことはできない。
※詳細は管理画面マニュアルの「エクスポート/インポート機能」項目で
ご確認いただけます。

具体的に、ファッション通販サイトを例に挙げて「ファッションアイテム」グループを新規作成する場合のファイルを紹介するわ。
ファイル内の赤字部分(A列~R列)が今回記入した内容よ。
- A列/キャンペーンID・・・広告グループが属するキャンペーンのIDをすべての行に記入。
- F列/広告グループ名・・・新しい広告グループの名称(任意)を記入。
- G列/広告パーツの種類・・・広告グループ、広告文、キーワードの順に記入。
- H列/広告パーツの状況・・・すぐに掲載する場合は「有効」、あとで掲載する場合は「一時停止」と記入。
- I列/キーワード・・・新たに追加するキーワードを記入。
- J列/タイトルの代替テキスト・・・広告文にキーワード自動挿入機能を使う場合、{KEYWORD;}部分に挿入される
テキストを記入。 - ※特に{KEYWORD;}部分に挿入されると日本語として繋がりのよくない複合キーワードを登録されている場合には、代替テキストの設定をおすすめします。
- M列/CPC・・・キーワードのCPC(クリック単価)を記入。
- N列/広告文名・・・広告文の名称(任意)を記入。
- O・P列/広告文(タイトル・説明文)・・・タイトル:15文字~40文字、説明文:50文字~75文字で記入。
- Q列/リンク先URL・・・ランディングページのURLを記入。
- R列/表示用URL・・・広告に表示されるURLを記入。

すべて記入したら、入力ミスがないかをもう一度チェックしてから保存する。
これでインポート準備は完了だ。

管理画面トップページの「インポート」ボタンをクリックすると、ファイルを指定するウィンドウが現れるわ。
ここで、編集済みのファイルを選択しアップロードをクリックすればインポート完了よ!


審査完了後は、きちんと想定通りの入稿内容になっているか確認しよう。グループIDなどを間違えて入力していた場合、誤ったグループで掲載されてしまうこともあるから気を付けてくれ。
エクスポート/インポートを使いこなせれば、作業時間を短縮することができ、日々の運用を効率化できるぞ。
では、健闘を祈る。
・インポート時にCPC欄が空白の場合、CPCは推奨単価にて登録されます。
・変更単価が規定最低単価未満の場合、単価やそのキーワードに紐付く変更箇所は反映されません。(メールにて告知させていただきます。)
・広告文新規登録・編集やキーワード追加・編集などの際には、必ず掲載可否審査が必要となります。審査完了まで管理画面には反映されませんのでご注意ください。
