リスティング広告
記事一覧

リスティングの広告文は少しの違いが大きな違いを生むんです!広告文の作成ポイント

リスティング広告

リスティングの広告文

 今回は、広告文作成時のちょっとしたコツをご紹介したいと思います。

 前回の「リスティング広告のキーワードってどう選ぶ?」ではキーワードの選び方について、前々回の「リスティング広告をはじめよう!広告グループ構成の考え方」では広告グループ構成の考え方をご紹介しました。これらと、今回紹介する広告文の作成方法を組み合わせて実施することで、効果的なキャンペーン構成は完成します。

 ご存知の方は再確認を、ご存じない方は今後のリスティング運用の一助になれば幸いです。

クリック率の高い広告文を作るには?

 リスティング広告を出稿して、まず最初に目指すべきゴールとなるのは、インターネットユーザーに広告主のウェブページを訪れてもらうことになるかと思います。

 広告がクリックされた回数を、広告を表示した回数で割ったものをクリック率という値で表しますが、クリック率の高い広告文ほど、見込み客を広告主のウェブページへ効率的に誘導できていると評価できます。

 それでは、クリック率の高い広告文はどのように作成すればよいでしょうか?
重要になるのは以下の2点です。

1.広告文に登録キーワードを入れること

 登録キーワードとユーザーの検索キーワードが一致した際、広告文に含まれるキーワード部分が太字(ボールド)表示されるため、視認性が高まり、広告文のクリック数増加が期待できます。

 リスティング広告の広告文には、キーワード自動挿入という機能があり、{KEYWORD;●●}を設定した箇所に登録キーワードを自動的に挿入して配信する機能が用意されています。

 クロスリスティング調べでは、タイトルの冒頭にキーワードを挿入した場合が最もクリック率が高いという結果が出ました。

 ウェブサイトを見る時、人間の目は無意識のうちにアルファベットの「F」の字をたどると言われています。これはFの法則と呼ばれ、「F」の書き出しである左上から順に視線を動かしていくというものです。
 Fの法則に従えば、「F」の書き出しである左上がタイトルの冒頭にあたるため、タイトルの冒頭にキーワードを挿入した場合が最も視認性が高まり、クリック率が高まると考えられます。

WebサイトのFの法則

※画像はサンプルです。実際の画面とは異なる場合があります。

2.サービスや商材の特長を端的に表すこと

 「リスティング広告の文字数は少ない!」と感じられている広告主は意外と多いのではないでしょうか?少ない文字数の中に訴求ポイントをいくつも盛り込んだ広告文では、何が言いたいのかがボヤけて、伝わりづらい広告文になってしまいます。

 訴求ポイントを絞り、登録キーワードとの関連性が高い広告文が、見込み客に刺さる広告文と言えるのではないでしょうか。

効果を上げる広告文とは?

 リスティング広告は、ウェブサイトで獲得できる最終的な成果(コンバージョン)を出稿の目的とすることが一般的ですが、コンバージョンを指標にした際、クリック率の高い広告文が効果の良い広告文とは限りません

 広告のクリックはランディングページへの訪問でしかなく、コンバージョンを最終的な成果とするのであれば、広告文もコンバージョン率で評価するべきでしょう。

 コンバージョン率の高い広告文は、ひとつの広告グループに複数の広告文を登録し、A/Bテストを繰り返すことで見つけ出すことができます。

 広告文を作る際の訴求ポイントは「価格」や「品質」など複数あると思います。その中で何を訴求し、どういった言葉を入れる(or入れない)と最も効果が高いのかをA/Bテストで測定していきます。

 それでは、いくつかの例を紹介します。

1.タイトルに「購入」や「会員登録」など、コンバージョンとなるワードを入れる

 目的意識を持ったユーザーを誘導しやすくなるため、コンバージョン率が高くなる傾向があります。「購入」や「会員登録」をするつもりはない、というユーザーのクリックを抑える効果も期待できるため、コスト削減にもつながり、コンバージョン1件あたりの獲得コスト(CPA)抑制につながることも。

リスティング広告文例  1.購入なし「ダウンジャケットなら◯◯」 2.購入あり「ダウンジャケットの購入なら◯◯」

 「購入」のように行動を促す言葉を入れることは、見た目には小さな違いでも大きな違いを生むことがあります。A/Bテストをする時は、上記のような“ありなし”パターンなど、テストポイントを絞っておくと検証しやすいでしょう。

2.商品の価格を入れる

 普段、オフラインでお買い物をする時にも商品をレジに持って行く前に価格を確認すると思います。リスティング広告の場合もそれは同じ。せっかくユーザーをサイトに誘導しても「思っていた価格より高い!」と感じたら購入には至りません。広告文で事前に価格を提示しておけば、ユーザーに安心感を与えられます。また、商材の売りが「低価格」なら、強いアピール材料にもなります。

リスティング広告文例 価格表記の有無 1.価格なし…人気ブランドのダウンジャケットがお買得!2.価格あり…「人気ブランドのダウンジャケットが5980円!」

 商品価格は、購入するかしないかの判断基準にもなる重要な情報です。漠然と「お買い得」と表記するより、具体的な数字を見せたほうがお買い得感が伝わります
高額商材を扱っているサイトでも、「高級品とわかる価格」を打ち出せば、ターゲットではない(低価格を求めている)ユーザーのクリックを抑えることができ、価格表記によるコンバージョン率の改善は期待できます。

3.キャンペーンや特典情報を具体的に入れる

 キャンペーン情報やオリジナル特典は、コンバージョンへのモチベーションを高める効果が期待できます。この場合は、広告文は誇張したりぼかしたりするよりも、事実を具体的に伝えることが大切です。むやみに期待感を煽ってクリック数だけが伸びると、コスト効率の低下に繋がりかねません。

内容が曖昧な広告文「ファッション通販なら◯◯お得なキャンペーン実施中!」内容が明瞭な広告文「ファッション通販なら◯◯10,000円以上で送料無料!◯月◯日まで」

 ユーザーが知りたいのは「どうお得なのか」です。キャンペーン情報に限らず、広告文は具体的な表現を心掛けましょう。また、できるだけサイト内で使用している言葉を使用することが大切です。広告文とランディングページの内容が一致していないと、ユーザーの離脱率が高まります。



 広告文のA/Bテストをする時には、広告グループの分け方も大切です。キーワードの属性ごとにグルーピングをすれば、よりキーワードに適した広告を表示させられ、広告文ごとの効果検証がしやすくなります。テストを継続的に繰り返し、コンバージョン率の向上を目指しましょう。

最後に…

 広告文作成時の注意点を1つご紹介します。

リスティング広告の広告文は「テレビCM」や「ポスター」のコピーとは違う

 テレビコマーシャルやポスターなど、受け手の興味や関心とは関係なく不特定多数に広く訴求する広告と違い、リスティング広告は、プロモーションしたいサービスに関心のある層にダイレクトに届けられる広告です。

 キャッチーな言葉でランディングページに誘導するよりも、自社サービスを利用するメリットを誠実にアピールするほうが、結果として高い費用対効果が期待できます。

 「コンバージョンを意識して広告文を作成する。」
この意識こそがリスティング運用を成功に導くのです。

関連サービス
問い合わせ・メルマガ

▼記事に関するご質問、サービスについてのお問い合わせはこちら

▼Webマーケティング情報サイト「マーケティング-X」ではメールマガジンを配信中!注目の記事をチェックできたり、メールマガジンだけのお得な情報がゲットできます。

メールアドレス