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PDCAをうまく回していくために、Webマーケティング担当者が気をつけたいこと

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PDCA-1

「Webマーケティング全般」これまでの記事では、
Webマーケティングの目的と目標の設定
Webマーケティング施策の種類と特徴
プランニングの考え方
KPI・KGIの考え方
を見てきました。

 今回は、PDCAについて、その概要と、Webマーケティング担当者がPDCAをうまく回していくための注意点や体制づくりについて、考えます。

この記事の目次
1.PDCAとは
 まずはPDCAの概要について。
2.PDCAで重要な「仮説」と「検証」
 PDCAの中でも重要と思われるポイントについて。
3.PDCAを回すための体制づくり
4.【最後に】届けたい相手の視点を忘れずに。

PDCAとは

 PDCAは「Plan」「Do」「Check」「Action」の略で、Webマーケティングの中でも頻出のワードといえるでしょう。プランニングを行い、実行し、その評価を行い、更に改善していくというサイクルをあらわすマーケティングの考え方のひとつです。

PDCA-1
P…Plan(計画) D…Do(実行) C…Check(評価) A…Action(改善)

PLAN

目標を設定し、そのために何をするのか仮説を立て、施策をプランニングしていきます。

・問題点の洗い出し
・目標設定
  -売上目標・獲得件数
  -CPA・予算設定
・施策内容の検討
・期間設定
など。
 過去の記事でもご紹介した「KPI」の設定や、プランニングの手法を使いながら、どんな施策を実行するのか考えていきます。
「Plan」で使えるオススメ記事:
Webマーケティングのプランニングを考えよう
Webマーケティングに欠かせない!KPI・KGIの考え方
リスティング広告は目標設定が大切ですよ!
リスティング広告のキーワードってどう選ぶ?

Do

 プランをもとに施策を実行します。

Check

 プランで設定した各指標(KPI)をみながら、計画にそって施策が展開されているか、検証を行います。

Action

 Checkの中で見えてきた課題から、解決策を考え、対処を行います。


 特にWebマーケティングにおいては、施策に対するユーザーの反応を、広告管理画面やサイト解析ツールなどで、「数字データ」として必要なときに、必要に応じて受け取ることができるという特徴があります。データをすぐにチェックし、広告文を変更するなどの改善が行えるという点で、PDCAを実行しやすい環境にあると言えます。

PDCAで重要な「仮説」と「検証」

PDCA-2
 マーケティングでは、実際に施策を打っても、その結果の検証作業つまり「Check」がうまく出来ないというパターンがあります。これは、「見るべきポイントが何なのか」がきちんと定まっていないことが要因のひとつとして考えられます。

 最初の「Plan」で売上目標の他、評価とする指標(KPI)をいくつか決めておけば、「Check」の際にも、見るべきポイントが分かっているため、その差異を見て原因と解決策を考えていけばよいわけです。
 KPI・KGIを照らし合わせ、目標との差異がうまれている部分についての「要因分析」と「解決策」を探し出すことで、次の「Action」に落としこむというサイクルが出来上がっていきます。

 なお、「Plan」は、どんな指標(KPI)を用いれば施策の進捗状況が分かるのかといった点や、検証までにどのぐらいの期間を要するのか(検証データがどの程度でたまるのか)、ということも考え、効率よくPDCAがまわせる環境を意識してプランニングを行うと良いでしょう。
 
 施策は実際に走らせてみると、当初設定したKPIを修正する必要がある場合もあるとおもいます。当初のKPI設定はあくまで「仮説」をもとにしたものとなるため、実行後の結果を見ることで、次の「仮説」とKPI設定をさらに精度の高いものにしていくことができます。

 このように、PDCAという考え方においては「Plan」と「Check」が大変重要な要素となってくると、実際に施策を回していて思う次第であります。

PDCAをまわすための体制づくり

定期的なチェック体制

 定期的に状況をチェックする場をもうけ、進捗状況を確認していきます。ただ確認するだけではなく、そこで次の改善案を出すように心がけることで、施策運用中のマンネリ化をふせぐこともできるでしょう。

レポーティング

 定期チェック時に目標と進捗状況が分かるレポートがあることで、変動があった点の可視化と具体的な要因分析を行うことができます。また前回の改善策を実行した後、どのように施策に影響がでたのかが分かるような項目などを必要に応じてレポートに追加していきます。
 レポーティングを行う際は、Google Analyticsの「カスタムレポート」であらかじめ見たい項目をセットしておくなど、ツールを適宜用いて作業の効率化をはかることをオススメします。レポートを出すのは意外に大変な作業になりかねない為、「時間」という名の「コスト」をできるだけかけないよう心がけることもPDCAを回す上で大切な要素の一つです。

【最後に】届けたい相手の視点を忘れずに。

 「PDCAをまわす」と一言に言っても、上述のように「Check」に時間を多くとられてしまったりと、効率的な運用にたどりつくまでには試行錯誤を繰り返すこともあるかと思いますが、「どうすればこの施策が届けたい相手に届き、響くのか」といった視点をもって、仮説と検証、改善策に取り組んでいくことが重要なのではないでしょうか!マーケティングは「人」に届けるものダカラ!次回もお楽しみに!