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広告のROI、どうやって測る?

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広告のROI、どうやって測る?

前回の記事で述べたように、ROIはビジネスの損益分岐点を表現するのにもっとも適した指標です。

CPA、ROAS、ROI…広告効果を測る「三種のKPI」

今回は、「広告出稿サービスのデータから、実際にどうやってROIを計算するのか?」という点をご説明していきます。

ROIの定義(おさらい)

ROI (Return on Investment) は広告の費用対効果を測るための指標で、投資額に対してどれくらい利益を得られたかを表します。

ROI = ( (広告による売上 – 売上原価) / 広告費用) × 100%

ただし、ここでの「売上原価」は通常よりも広い意味で用いています。「広告以外の費用」を表すものであり、例として下記すべてが含まれることに注意してください。

・商品の仕入れ値(狭義の原価、卸売の場合)
・材料費(狭義の原価、メーカーの場合)
・ビジネスにかかる人件費
・その他諸費用

ROIの計算例

広告費用を25万円投じ、広告経由で50万円を売り上げたとします。原価を10万円とするとき、

ROI = ((50万 – 10万) / 25万) × 100% = 160%

より、ROIは160%ということになります。

ROI計算の課題

ROIの難点は、「広告経由の売上」と「売上原価」を知らねば計算が出来ないという点です。顧客のビジネスについて綿密にヒアリングしなければ算出が出来ません(だからこそ、ビジネスに寄り添うことの出来る指標だとも言えます)。

リスティング広告のROIの計算方法

リスティング広告出稿時にROIを計算する場合は、広告出稿サービス上で閲覧出来る値と、顧客からヒアリングする値を組み合わせて算出します。

広告出稿サービス上で閲覧出来る値

コンバージョン数

広告経由で流入し、目標を達成したユーザーの数です。

広告費用

広告に費やした金額です。

顧客からヒアリングする値

営業転換率

コンバージョンしたユーザーが取引に至る割合です。
100人コンバージョンしたうち、50人が取引に至るというような場合は50%となります。

平均単価

コンバージョンしたユーザーが、取引に至った場合の利益の平均です。

平均原価

コンバージョンしたユーザーが、取引に至った場合の原価の平均です。

平均リピート回数

コンバージョンユーザーがその後、平均何回取引をしてくれるかを表す数値です。
短期的な売上を計算し、リピートを考慮しない場合は、リピート回数を1とします。

ROIの計算式(リスティング広告の場合)

以上の数値を組み合わせて、ROIの計算を行います。

ROI = (コンバージョン数 × 営業転換率 × (平均単価 – 平均原価) × 平均リピート回数) / 広告費用) × 100%