アドテク市場の動向
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「DMP」各社サービス一覧と特徴のまとめ(最新版)

アドテクノロジー市場の動向

DMP

 ご無沙汰しております。前回記事で、すぐに続きが読めそうな次回予告をしておきつつ、ゴールデンウィークからの五月病と見せかけて~の、そんなのんきなことも言ってられないほど仕事がひっ迫してか~ら~の~、原稿締切先延ばしさせても~ら~い~のコンボを炸裂させてしまいました。誠に申し訳ありません。深くお詫びいたします。

 前回はDMPの仕組みと役割について解説しましたが、今回はそのDMPをサービスとして提供している各社の特徴を簡単にまとめて一覧にしてみました。是非ご活用ください。

「AudienceONE」

・DACグループのモデューロが提供
・DACグループのDSP「MarketOne」と連携するDMP
・レコメンドエンジン、CRM支援ツール、LPOツール、メール配信ツールとも外部連携

「Xrost DMP」

・オプトとCCCの合弁会社であるPlatfom IDが提供
・xrost DSPと連携するプライベートDMP
・xrostデータエクスチェンジによる外部データ連携が可能
・他DSP、LPO、メール配信ツール等の外部連携も備える

「cosmi Relationship Suite」

・adingoが提供
・メール配信機能を兼ね備えたプライベートDMP
・デクワス.DSPと連携

「クロスリスティングDMP」

・NTTコミュニケーションズグループのクロスリスティングが提供
・検索データを用い、検索傾向による分析、ユーザセグメント作成ができるDMP
・クロスリスティングDSPと連携

「RightSegment」

・サイバーエージェントがスペイシーズ子会社のオウルデータを買収し、RightSegmentに社名変更して提供
・プライベートDMP
・30以上の外部連携先を持つ

「Google Analytics」

・Googleが提供
・アクセス解析がメインのツールだが、サイト訪問者のサイト内行動データや会員情報(会員情報をデータ連携させる必要がある)からターゲットリストを作成し、Google AdWordsのリマーケティング(リタゲと同義)配信に利用可能
・Premium版は、同社DSPのDoubleClick Bid Managerと連携可能

「Krux」

・cciが米国Kruxと提携し、提供
・媒体社向けのプライベートDMP
・cciのデータエクチェンジ「PrediX」との連携によりデータ販売も可能

「Ad Generation」

・medibaが提供
・スマホ媒体向けSSP兼DMP

「Rtoaster Ads」

・ブレインパッドが提供
・コンテンツやメール配信ができるレコメンドエンジンRtoasterと連携するプライベートDMP
・外部連携先としてDSPのMicroAd BLADE等と接続

「smarticA!DMP」

・DACグループのアルベルトが提供
・プライベートDMP
・同社のDSPやクリエイティブオプティマイゼーション等の各システムと連携が可能

「BrightTag Fuse」

・ヤフーが米国BrightTagと提携し、2014年春から提供(2013年11月発表)
・プライベートDMP
・タグマネージャーにDMP機能が付加されている

「MOTHER」

・フリークアウトが提供
・フリークアウトDSPと連携するDMP

「アドエビス」

・ロックオンが提供
・ネット広告効果測定ツールのアドエビスにプライベートDMPを備える
・DSP機能を備えるScaleOut Ad PlatformやLPOツールと外部連携

「Nebula」

・Preferred Infrastructureとフリークアウトの合弁会社であるIntimate Mergerが提供
・フリークアウトDSP等の豊富なデータと高度な機械学習機能を持つDMP

「BlueKai」

・米国の有力DMP専業会社であるBlueKaiが提供
・日本には進出していないが、2014年2月オラクルが買収し、さらに注目されている
・日本ではまだ浸透していないDEX(データエクスチェンジ)においてもリーダー的ポジションを確立している

 さて、いかがでしたでしょうか。
 気になるDMPはありましたか?

 では、前回のクイズの答えを発表します。こんな問題でした。

 DMPで活用するデータとして正しいものは次のどれでしょうか。
 ・ユーザーの自社サイト内でのページ遷移のログ
 ・ユーザーのポイント獲得とポイント消費のログ
 ・景気動向指数

 正解は、全部です。DMPで活用できるデータに制約はありません。
 マーケティング活動に有用な情報は、積極的に取り込み、分析して、より精度の高い分析レポートやターゲットセグメントの生成というアウトプットにしていくことが可能です。
 とはいえ、ただなんでもかんでもデータとしてインプットするだけで良いというわけではなく、どのようなアウトプットに活かすのかを決め、実際にデータを分析し、精度を評価してから、導入する判断を行うべきでしょう。

 では次回をお楽しみに!

トップ画像引用元:Image courtesy of ddpavumba / FreeDigitalPhotos.net

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この記事を書いた人
岡野 敬太
岡野 敬太
2001年にNTTコミュニケーションズ(株)に入社、データセンター、ホスティングサービスの法人向け営業を経験した後、2005年以降、新規WEBサービス企画・開発の部署で、アフィリエイトサービスや音楽配信サービス、サッカーのモバイルコンテンツサービスの立ち上げに従事。2011年9月より、NTTレゾナント(株)から(株)クロスリスティングに出向し、同社事業戦略室ビジネスデベロップメントグループのマネージャーとして、検索ログを活用した新規事業開発を担当。リスティング広告コンサルティングおよび検索ログ分析を担当する同社営業本部コンサルティンググループのマネージャー等も兼務。